はやぶさ2、リュウグウにてミネルバとマスコットを放出!

JAXAの『はやぶさ2』が着々と成果を積み上げていますね。

今回は前回の『はやぶさ』とは違い、ほとんどトラブルらしい話を聞きません。はやぶさで積んだ経験が十二分に活かされているのでしょう。さすがJAXA、転んでもただでは起きません (^^)

はやぶさ2が打ち上げられたのは、2014年12月3日。
打ち上げ以降、大きな故障も起こさず、実に安定した飛行を続け、小惑星リュウグウに到着したのは、3年半後の2018年6月27日。長い旅路でした・・・

そしてついに、はやぶさ2が運んできた探査ローバーをリュウグウに投下しました。

まずはミネルバ2投下!

まずは2018年9月22日、JAXA製の探査ローバー、ミネルバ2を投下しました。

今回投下したミネルバは、ミネルバ-II1Aと、ミネルバ-II1Bの2台です(実は全部で3台ありますが、3台目はまた後で投下されます)。

ミネルバ-II1A/Bはローバーであるにもかかわらず、なんと車輪がありません。もちろん脚もありません。
なぜでしょうか。理由は、リュウグウの重力が非常に小さいからです。リュウグウが小さいため、当然重力も小さくなり、車輪を回転させても浮き上がってしまって前に進めないのです。

ではどうやってリュウグウの表面を移動するのでしょうか。

ミネルバ-II1A/Bの内部にはモーターがあり、それを回転させることにより、その反動でミネルバ-II1A/B自体を跳ね上がらせて(ホッピングして)移動するのです。一回跳ね上がると15分ほども着地しないそうですよ。ぴょんぴょんとリュウグウの表面を跳ね回るミネルバを想像すると、なんか可愛いですね。

何ともユニークな移動方法です。
外装のデザインをうさぎにすれば、とてもかわいいローバーになったことでしょう。

ミネルバ-II1A/Bには カメラや光センサ、加速度計、温度計などがついており、リュウグウの様々なデータを取得する計画です。

その次はマスコットです

ミネルバ-II1A/Bを投下した後、はやぶさ2はマスコットを投下しました。マスコット(MASCOT)は、ドイツ航空宇宙センター(DLR)とフランス国立宇宙研究センター(CNES)の共同開発で作られたローバーです。

マスコットは、はやぶさ2の着陸候補地点の事前調査、リュウグウ表面の詳細な調査などが主な目標です。

ミネルバと同じくホッピングして移動しますが、ホッピングできるのは1回だけ。さらに、電力源は1次電池のみということで、15時間しか活動時間がありません。かなり厳しい制約ですね。

はやぶさ2の着陸はいつ?

はやぶさ2のリュウグウ着陸は、2018年10月中と計画されています。全体で3回、着陸予定です。

岩石取得はいつ?

注目のリュウグウの岩石取得は、2019年3月~4月ころに予定されています。

岩石を取得するに当たり、銅製のインパクタという物体をリュウグウ表面にぶつけてクレーターを作成し、ちょっと深い部分の岩石を採掘する方法がとられます。

インパクタの実験状況がYoutubeに上がっていますので紹介しますね。

「はやぶさ2」衝突装置 爆点の様子/Hayabusa2 situation of a collision test

すごい威力ですね。

これだと、爆発の破片がはやぶさ2本体に当たる可能性もあるので、インパクタ発射装置を宇宙空間に置いたら、はやぶさ2自体はリュウグウの裏側に隠れてしまいます。その後タイマーで、インパクタが発射されるという寸法です。賢いです (^^)

無事に帰還しておくれ

今頃、ミネルバII1A/Bの2台のローバーが、リュウグウ表面でいろんなデータを取りまくっていると思われます。

マスコットはもう電池切れで動けなくなってることでしょう。お疲れさまでした。

これらローバーが集めたデータを元に、これからはやぶさ2の着陸地点が決定されます。ガツンとクレータを作って岩石を取得し、成功裏に地球に帰ってこれるよう願っています。

なお、はやぶさ2が地球に戻ってくるのは、2020年末です。東京オリンピックの後ですね。
待ち遠しいです・・・無事に帰還しておくれ。

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